以前、通っていた中国語講座の
卒業旅行に参加したことがあります。
その時の中国旅行について
語るサイトです。
卒業旅行に参加したことがあります。
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中国旅行記
首先第一个
Day0
長崎県日中親善協議会が毎週土曜日に開講している中国語講座に、4年間通っていました。講師は、長崎県国際課所属の徐静先生です。
2013年の日中平和友好条約35周年を覚えていますか?あの島の件で日中の関係がとってもギクシャクしていた頃、いろんな行事が中止になりましたよね。東京国際映画祭に出演予定だった香港の俳優さんも来日を中止したり…。そんな中、唯一35周年に関連して長崎県知事と中国の国務委員・中日友好協会会長が会談しました。その訪問団に、長崎県知事の同時通訳として徐先生も同行してました。新聞に先生の美貌とグッドスタイルが載りました。
徐先生に教わっている長崎地区の生徒と佐世保地区の生徒と金曜日、3泊4日の中国旅行へ出発です。😀日语学校
Day1
金曜日の13時 長崎空港を上海へ向けて出発。
長崎空港発着の数少ない国際線です。
浦東空港第1ターミナル到着してすぐ、現地の添乗員の塘さんが迎えてくれました。そして上海の日本語学校を訪問しました。(一応研修旅行です)中国語で会話する自信なんか皆無でしたが、全く問題ありませんでした。上海の学生の日本語がとても上手だったので。
その後、1泊目のホテル江蘇飯店へ。高速铁道
Day2
上海の虹橋駅から江蘇省南京市まで、高速鉄道で移動。2011年の脱線事故から4年経っているし、乗りましたよ。帰国してから家族に伝えると驚かれましたけど。
ちなみに、上海市は中華人民共和国の直轄地なので、「〇〇省」とかはありません。江戸時代の長崎みたいですね。
突然ですが問題です。
次の3つの地域の中で日本人が、中国の標準語の通りに読んでいるのはどれでしょう?
①北京②上海③香港
答えは、最後!中华门(南京)
Day2
南京南駅に着きました。南京からは丁さんがガイドです。
中華門に専用のバスで到着。明朝時代の南京市は城壁で囲まれていて、その内側に南京城と町があります。城壁の中に入る門は67箇所にあり(たぶん)、その一つが中華門です。門の脇からの城壁の上へ登り、町を守っている城壁の上を歩きました。添乗員さんから、「城壁を作っている一つ一つの石に全部名前が書いてあるよ」という説明がありました。運んだ人の名前って言っていたような?どうして名前を書いたのかの説明もあったような?覚えてないですけど。
ちなみに、城壁の上に設置してあるゴミ箱がかわいかったです。😍
見学後、中華門のすぐ前のレストランで昼食。😋夫子庙(南京)
Day2
中華門からさほど離れていない所に夫子廟はあり、お土産のお店がたくさん並んでいる観光地です。ここではフリータイムだったので、ずっとお土産店を渡り歩いていました。でもこの後、シルクの生産地へ行く予定なので、ここでは買い物を控えました。あとで後悔することになりますが...。
帰国後、他の参加者に頂いた写真を見て、たくさんの史跡があるのだと知りましたよねえ。明孝陵(南京)
Day2
明孝陵へ行く途中はとても渋滞していました。夫子廟からは5kmくらいのようですが、到着までずいぶんとかかりました。😅
写真奥の赤い建物が明孝陵です。明の太祖のお墓で、世界遺産です。そこで渋滞の原因を知ります。
梅花節というお祭り(梅の節句)の最中で、しかも土曜日でした。明孝陵の梅花山は、全国四代花(梅)見の名所だそうです。国外の観光客(わたし達)以外にたくさんの国内の観光客が訪れていていました。
明孝陵の公園内をたくさん歩きました。ゆっくり公園内を散策した後、電動カートに乗って隣接する中山陵へ向かいます。中山陵(南京)
Day2
中山陵は、孫文のお墓です。中国では孙中山です。長崎ではチュウザン先生と呼ばれていたそうですよ。孫文は梅屋庄吉との交流が話題になった事がありましたよね?
明孝陵でゆっくりし過ぎたのか、17時半の閉館時間が迫ってきました。
電動カートで閉館10分前、写真の門前に到着。「ギリギリ入場はできるね」と言っていたのですが、歩いても歩いても入口にたどり着けません。建造物が大きすぎて近くに見えていただけでした。さっき調べたら、階段は392段・高低差73mあるとか…。明孝陵と中山陵は13万ヘクタールの山にあります。
そしてたどり着く前に閉館。わたし達の他にも、閉ざされた入口の前で記念撮影する人多数。
渋滞で時間がなくなり、明孝陵でゆっくりと散策し、中山陵を見学できず、日が暮れてしまいました。わたし達のバスはシルクの生産地に向かう事なく、江蘇省揚州市へ移動、2泊目のホテル新世紀大酒店へ...😔夫子廟で買い物を控えたのに…。瘦西湖(杨州)
Day3
有名な「西湖」は浙江省杭州市にある世界遺産です。揚州市の「痩西湖」は西湖もどきなので、「痩せた」という字が付いて「痩西湖」といいます。それでもとにかく広い。4.3kmの湖の周りに清時代の建物が並び、公園となっています。ちなみに本物の西湖は1周15km。痩西湖は湖というより運河のような感じでした。清の乾隆帝が揚州巡幸「南巡」の際に、釣り糸を垂れたという釣魚台もあるそうです。(あったかな?)中国ドラマ「璎珞」を観る前だったので、気にしてなかった…。「璎珞」は乾隆帝時代のお話です。皇帝の南巡のシーンがあったのは覚えています。
徒歩圏内にある(あまり覚えていない)大明寺を見学、その後昼食をとり、長江大橋をバスで渡り、江蘇省鎮江市へ。北固山(镇江)
Day3
鎮江市の北固山公園の入口(登山口)付近に三国志の「孫権と劉備の像」と「試剣石」がありました。そして山を登ります。
登山の途中、有名な甘露寺があります。写真はその甘露寺の多景楼に続く廊下です。
孫権は妹の尚香とのお見合いを口実に劉備を呼び出して殺害しようとし、周愉の軍が隠れていたのがこの廊下です。暗殺は失敗し、後日廊下の先にある多景楼で劉備と尚香は本当に結婚してしまったとか。「劉備招親」とは、「嘘から出たまこと」という意味なのだそうです。
山頂の建物からは長江を臨めます。西津渡古街(镇江)
Day3
西津渡は鎮江市の港の近くにあり、宋の街並みを再現しているそうです。入場は無料です。古い建物の並ぶ通りと再開発してできた新しい建物の通りがあります。長崎港に浮かぶ唐船に似た船が陸に展示してあります。時代劇のドラマのセットのような風景です。広場でパフォーマンスを披露していたり、おしゃれなお土産店がありました。ハウステンボスのうように街並みを楽しむテーマパークですね。
紫水晶(ラピスラズリ)のブレスレットと有名そうな鎮江の黒酢を買いました。
鎮江駅から高速鉄道で上海市の虹橋駅へ戻ります。1日目のホテルと同じ江蘇飯店に荷物を置いたあと、最後の夕食です。卡拉OK(上海)
Day3
上海の塘さんと再会。
豫園の夕食場所へいく途中、住宅街の脇を通りました。車窓から見えたのが、アパートの外で路上カラオケをする人達。みんな一緒にカラオケをしているのではなくて、それぞれ個々に少数グループに分かれて歌っています。隣のグループと近いのに、音とか?声とか?聞こえているのでしょうか。カラオケをしていない住民は?長崎では見た事がない光景です。
ちなみに、カラオケを意味する中国語の「卡拉OK」でネット検索すると、家庭用のカラオケ機材の商品画像がたくさんヒットします。日本語で「中国 カラオケ」と検索すると夜の街の画像がヒットします。日本人が「中国 カラオケ」でイメージできる情報のみです。わたしが見た光景は出てきません。
当たり前の話ですが、検索結果は検索ワードを超えてはこないという事ですよね。
ちなみに臺灣では「KTV」といいます。豫园(上海)
Day3
住宅街を抜けてキラキラの豫園が見えてきました。豫園は賑やかで、「中華」の趣ももちろんあって高級感のある街でした。
出発する前は4日間全部「中華料理」か…、胃がもたれるかも、と胃薬を持って行きましたが不要でした。そう言えば「医食同源」とは中国の薬食同源思想からできた言葉でしたね。
なかでも一番わたしの印象に残ったのはある食材です。湯葉のような生地の麺です。どこかの観光地で売っているのを見かけましたが、生ものだったので買いませんでした。今だに何という食べ物かわからないんですが、臺灣の「豆腐干絲」みたいな感じでしょうか。食べた事ありませんけど。日本語では「千切り豆腐」というそうです。超低糖質で高たんぱくな食材なので日本でも需要があるらしく、カルディに売っています。「スッキリ」の番組内では豆干絲という呼び名で紹介されてました。揚州料理で燙干絲というのがあるので、これかなあ…。
ちなみに「花様衛士」という中国ドラマのなかでは、「揚州料理の豆腐干絲」という表現でした。もしかして全部同じ物?外滩(上海)
Day3
上海の夜景を、川面から船で楽しめる観光クルーズがあります。今回の旅行には、その黄浦江クルーズの体験のオプションが付いていました。希望者を募った際、手を挙げたのはわたし一人だったのでオプションは催行中止になりました。みなさん上海には何度も来ている方たちばかりだったんです。初心者のわたしは上海の夜景をあきらめきれず、外灘に行くという佐世保地区の受講生たち(初対面)について行くことにしました。ホテルはとても静かな(寂しい)場所にあるので、3人の受講生だけで、地下鉄を乗り継ぎ外灘へ。
川沿いには遊歩道があり、(日本の公園の狭い小さな遊歩道を想像してはいけません)遊歩道に平行して車道が伸び、道路を渡った一画が外灘の街です。西洋風の石造りのビルが豪華にたくさん並んでました。夜の外灘はきらびやかでした。
川の向こう岸が「上海の夜景」と言えば、みんなが思い浮かべる夜景が!映像・画像で見た事のある夜景が!
そりゃあ遊歩道は外国人観光客で混雑するわ!东方航空
Day4
朝9時40分発の長崎行きの飛行機で帰ります。 空港でちょっとトラブルです。東方航空のミスでダブルブッキング!2名分の席がありません💦列の最後尾に並んでいたわたしと長崎地区で一緒に中国語を教わっている女性に向かって、席が「ない」と言っていたようです。(聞き取れず)同行していた現地添乗員の塘さんがメッチャ怒って 😡何か言っていました。乗れないのでしょうか。(聞き取れず)しばらくしてゲートの中に入れてもらえて、案内してもらったのはファーストクラス!塘さんのお兄さんは東方航空のパイロットらしく、塘さんのクレームのおかげで空いていたファーストクラスで日本🗾に戻って来れました。ありがたい。でも、使い切れなかった元¥を空港で使おうと思っていたのに…、その時間はなくなりました。夫子廟では買い控え、シルクは買えず、空港でも何も買えず、残った100元は換金されず今でもうちにあります。ちなみに中国のお金の単位は、「元」で読み方はYUENなのでマークは日本のYENと同じ「¥」💴なのです。 上海蟹
Day4
長崎に帰ってきました。税関は閑散とし貸切状態です。そこで徐先生から聞いた話を思い出しました。
中国からの留学生が里帰りして長崎に戻る時、上海蟹をお土産にしました。 他国から日本へ生の食べ物は持ち込めません。という事は没収ですよね、普通。いやいや、 長崎の税関職員は、ガスコンロをゲートの向こう側から持ってきて、蟹を茹でてあげたそうです。生でなければ税関を通る事ができ、入国もできます。ひmな余裕のある税関でよかったですねえ。
ちなみに、旅行中上海蟹は一度も出ませんでした。
では、問題の答えです。答えは ②の上海。上海の話をしてる所だったので、まあ上海ですよね。
①北京の標準語読みは「ベイジンbeijing」で、「ペキン」は中国南部の方言だそうです。福建でしょうか?わかりません。
③香港のマンダリンは「シャンガンxianggang」で、「ホンコン」は広東語。
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